ドイツ式両眼視機能検者のブログ/ジョイビジョン奈良オプト松本

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小学校で視機能スクリーニング検査

今日は大阪羽曳野市の小学校に一日入らせて頂き、児童の視機能スクリーニング検査をさせて頂きました。

普段、お店に予約でお越しになられる御客様は、少なからず明確な困り感や目的を持って御来店されますが、小学校でのスクリーニング検査の場合は全く違います。

たとえ普段の学習や生活の様子から気になることがあっても、それが眼の問題だとは気づかれないままに過ごしているお子さんや、物が二重に見えているのを気づかれずに過ごしていたお子さん…等。

一つの小学校という単位で見ても、これだけ視機能をケアされていないお子さんが多いのか…と愕然としました。
 
そして、視機能の問題が専門施設でケアされている子は、ほんの一部の一部の一部なのだな…と実感したとともに、ケアが必要なのにケアされてないお子さんが非常に多いこと、またそれらに対する明確な出口方策がない事も課題だと感じました。

例えば、先ずは眼球運動を含むビジョントレーニングで経過観察グループに分けられる子に関しては、数カ月後の変容を見てから積極介入か否かを判断するという一時的な対応ができても、個別に対応が必要なお子さんの場合 (メガネで対応が必要なケース)、じゃあ何処で作れば良いの?という事になります。

仮に「問題のあったお子さんは、当店を含むジョイビジョングループへ」という事を言えたとしても、保護者様に伝わった際のお考えも各御家庭で様々でしょうから、全ての個別ケースが繋がるかどうかは疑問です。

じゃあ「両眼視うんぬんを言ってる店なら大丈夫ですよ」なんて事は、その信頼性や検査の精密さは全く担保できませんし、無責任過ぎて口が避けても言えません。

特に最近は唐突に「両眼視がどうこう」「視機能がどうこう」と謳うのがブームらしいので……。
そのような所では逆に不幸な結果になることも予測できます。

そう考えた場合、スクリーニングによってピックアップされたお子さんは、先ずは使える資源を有効活用しつつ、全体及び個別の学校ビジョントレーニングによって、個々のベースラインの向上を目指し(それが視機能のスタンダードでなくとも)その変容を定期的に確認しに行かせて頂く流れが現実的なのかなと感じました。

定期的な確認の中で、個別ケースで信頼関係が結ばれた後に、積極介入に進んでいくことが現段階での理想なんでしょうね。

今日の小学校での全体スクリーニングを経て感じたことは、当たり前ではありますが、当店は基本的に全ての御客様が個別対応であり、本人や周りの些細な気づきや困り感であっても、例え軽微な視機能異常であっても、全体に及ぼす影響が少しでもあるのなら、見逃しが無いように全力で取り組んでいきたいと感じます。

そして、このような取り組みが全国の小・中学校でスタンダードになっていけば良いなと強く感じます。





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羽曳野の公立小学校で視機能スクリーニング検査を行います

10月に羽曳野市の公立小学校にて、1年生・6年生の全生徒を対象とした視機能スクリーニング検査をさせて頂くことになりました。

(ボランティアです)

 

かなり多くの人数を見させて頂くことになるので体力的な不安も感じますが、これによって視力検査では発見できない「見え方の困り感」の発見につながれば良いなと感じます。

 

また、今回の取り組みがモデルケースとなって、全国に広がっていくことが理想的な流れですね。

そして、児童と毎日接する先生方や保護者のビジョンへの理解が広く得られれば嬉しく思います。




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いじめが要因になる見え方の変化

毎年、9月になるとやるせない案件が増えてきます。

 

2学期が始まると、お子さんの見え方で多いケースに「字が動くようになった」「眼鏡で補正しても視力が出ないと言われた」「眩しさを急に訴えるようになった」「人が2人に見える」「急に読み書きが出来なくなった」等の御相談が急増します。

 

医療機関などでも疾患などの問題は見つからず、アーレンシンドローム(光の感受性障害)等を疑って当店にお越しになられますが、このようなケースの中核的要因になっているのは、当事者が「いじめの対象」「からかいの対象」になっている事が多くあります。

 

これらの問題が何故分かるのか?と言われれば、聞き取り・検査の結果・検査中の行動観察などの情報を統合していく過程の中で、通常の視機能の問題・視知覚の問題と比較して、必ず矛盾になる部分が必ず出てくるということがあります。
また、同様のケースが5〜6年前から積み重なっており、いじめを受けている子の知覚変容を経験しているからというのもあります。
実際的にも、検査情報の統合・解釈に矛盾が生じた際.、お母様に「学校等で何か変わったことはありませんか?」とお聞きすると『実は・・・』と切り出される事が殆どです。

 

このようなケースの主訴も「視機能の問題」や「アーレンシンドローム」と同じような訴えであり、この状態像に対する方策も「メガネ装用」になることまでは同じです。

いじめ被害による見え方の変容に対し、なぜ特殊カラーレンズが良い変容をもたらすのかは、中枢や心理のアセスメントが必要になるでしょうが、たとえ眼鏡で見え方の変容が収まったとしても、中核的な問題の対処がどのように行われるかまでは追跡できないので、非常にやるせない気持ちになります。

 

お聞きする中では、いじめの内容も非常に陰湿化しており、小学生でもLINEやネットを使った「脅し」「誹謗中傷」を含むいじめもあるようです。

疾患を伴わない見え方の急な変容について「読み書き障害」や「アーレンシンドローム」を疑うことが間違いとまでは言いませんが、お子さんを取り巻くストレスや学校生活での様子を家族や周囲が注意深く見守る重要性は高いと思われます。





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人の見え方を共有するメリット

「なんとなく見えにくい」「まぶしい」「ぼけてみえる」等の訴えは、視力・両眼視機能が正常に評価され、眼疾患が無い場合に於いては「感覚の差」として片付けられがちで、その人の見え方を可視化して理解・共有しようとすることはされていません。

 

下の5枚の画像は、眼鏡をかけた状態での対象者5名の見え方を収差測定装置でシュミレーションしたものです。

 

他機関では「視力1.0だから問題ない」と言われた5人の方々の「見え方」ですが、確かに数値としては問題が無いように聞こえますが、それぞれの見え方のシュミレーションを見ると、この方々が訴える「見え方の不快感」は視力の問題だけでないことが分かります。

 

しかしながら、現在日本で行われている一般的で従来的な視力測定では対象者の見え方を理解することは非常に難しく、見え方の困り感を深く理解して共有することが困難です。

 

また、見え方に困り感を持つ当事者の家族においては、家族間で見え方の困り感を持つ者が一人しかいない場合、どのように見えにくく、どのように困っているかの理解が非常に難しく、より有効な方策を立てにくいのが現状だと言えます。

 

例えば、よくあるケースとして、

‟子どもが眼鏡を掛けているが見えにくいと訴えている。眼科では視力1.0見えているから問題ないと言われた”

‟夫婦ともに同じ視力であるが、同じ物を見ても同じように見えていると思えない”

‟最近メガネを新調したが、運転時(特に夜間)の見え方に不満がある。光を眩しく感じるが理解してもらえない”

・・・等があります。

 

人の見え方、他者の見え方を理解しようとしたとき、その人の見てる映像を他者が見る為には、網膜に形成される映像の可視化を検討する必要がありますが、網膜上に直接カメラを置くことは出来ないので、眼の光学系(角膜・水晶体・硝子体)において、眼底上からの光がどのような経路を辿り、眼の光学系でどのような収差を受けているかを検査することによって、その人の見え方を可視化することが可能になります。

 

この、個々によって違う「見え方」「ぼやけて見える感覚」「眩しさの感覚」を可視化して、テスター(検査者)や家族が当事者の「見え方の困り感」を理解・共有することは、眼鏡による補正の可能性だけでなく、当事者が感じる「不快感」「困り感」を他者に伝えることができる等の多様なメリットがあります。

 
例えば、学校における配慮を求めることにおいても、抽象的なイメージであった見え方の多様性を可視化できることは大変なメリットがあるでしょう。
また、自身の見え方を知ることによって、スタンダードな見え方との差を知ることもできるでしょう。
 
そして、その差を埋めるべき「眼鏡」は屈折・両眼視機能検査で精密に測定され、精密なパーフェクションレンズで補正することも出来ます。
 
視覚という初期知覚領域において、感覚や見え方の共有は「眼鏡の在り方」を見直すことに繋がる可能性があると言えます。







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見え方の質という考え方

昨年に導入したOPD-ScanV (Ophthalmology version) 「見え方の質の追及」に関して、たくさんのケースが集まり、その解釈や解析も熟達してきました。

※OPD-ScanVとOPD-ScanVVSという機種がありますが、VSに関しては機能大幅省略版のメガネ店での商的要素とデモンストレーション的要素が強い機種であり、当施設での機種とは全く違うものです。解析プログラムが全く違います。

視覚評価の中で最もシンプルな評価に「視力」があります。

視力評価は1.0や0.1等の単純な「良し悪しの評価」として解釈されますが、同じ視力を持つ者同士の比較は考慮されていません。

例えば1.0という視力を持つ100人のグループでも、一人一人が違う見え方の質を持っており、同じ視力であっても「見え方の質」は個々人によって差があります。

 

一般的な眼科・メガネ店は、この視力のみで評価され、眼鏡作成されることによって「なんとなくスッキリ見えない」「薄暮・夜間時の見え方が悪い」という訴えに対し、『視力はでているので問題ありません』という視力を基準にした対応をされているのが現実です。

 

同じ視力であっても、夫々が同じように鮮明感を感じたり、同じように色を感じたり、同じように光を受容していることはありません。

例えば、下記の画像を見比べてみましょう




上の写真は角膜形状/屈折力解析装置OPD-ScanV (Ophthalmology version) ※(注)で測定した2名の視力表1.0(20/20)の見え方を比較したものです。

対象者は同年齢で比較しており、両者ともに屈折異常・視機能補正後の視力値は同じ1.0です。

※OPD-ScanVとOPD-ScanVVSという機種がありますが、VSに関しては機能大幅省略版のメガネ店での商的要素とデモンストレーション的要素が強い機種であり、当施設での機種とは全く違うものです。解析プログラムが全く違います。

同じ視力を持つ者同士であるにもかかわらず、上の対象者と下の対象者では見え方が全く違う事が分かります。

この見え方の違いは、後述する眼球全体の高次収差が影響しており、上側は収差が高い眼、下側は収差の低い眼の見え方を可視化したものです。

 

更に、この2人が同じ点光源を見た場合は下記のような見え方の差が出てきます。同じ視力であるにもかかわらずです。




更にコントラスト感度のグラフを比較すると、同じ視力なのに大きな差があります。




日本では「1.0あるから問題ない」「視力が良い」「0.3しか見えていない・・・」等、視力に固着したエピソードが多く、また両眼視機能に関しても「プリズムメガネ作れます」「両眼視検査」「脳内視力」など体系的な学習を受けず、本来は非常に難しい技術を軽く扱うメガネ店が多くなっています。

当店では屈折検査・両眼視機能検査・視覚認知検査をテストバッテリーするとともに、眼球光学における高次収差の解析を用いることにより、屈折・両眼視機能の補正したグループの中において「見え方の質」を向上することに注力しています。



換言すれば、1.0の視力を持つ100人のグループの中で現状がどこに位置するかを解析し、そして同じ視力を持つグループ内での質向上に努めるという事です。

見え方の質という観点で視覚を考えた場合「視力1.0だけど、同じ視力を持つグループ100人の中で100番目の質の眼」と「視力0.7だけど100人中1番高い質の眼」を比べた時、どちらが良いと言えるでしょうか?

収差の影響で視覚対象が滲んだり光が拡散する。だけども視力1.0の眼が良いのか?

視力は0.7だけど、収差の影響を受けず、視覚対象は一定の距離に近づけばコントラストが高く滲みもなく眩しさを感じない眼が良いのか?

比較する視力値が近い場合は答えやすい問いですが、比較する視力値に差が出た場合には答えが出にくい問いであり、「見え方」というものに向き合うことになると思います。

当店においては、視力・両眼視機能ともに対象者にとってベストな状態を出して、そのうえで比較する事が困難であった「見え方の質」を解析し、そして質低下を補完するパーフェクションレンズを装用することで、視力や視機能などの数値上の個人内差の乖離を埋めるだけでなく、感覚的要素であった質の問題を埋めることができる可能性があります。

 

見え方にお困りの方はご相談ください。



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眼鏡は「価格」や「スタイル」だけで選ぶ物ではありません。

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眼鏡は大量販売に向かない商品であり、「安く売って数をさばく」という性格のものではないのです。


眼鏡でお困りの方は奈良県下唯一の両眼視機能検査を行えるジョイビジョン奈良にご相談ください。
    【検査内容:ドイツ式両眼視機能検査・深視力測定・視覚認知検査・発達障害の子のビジョントレーニング指導】

日本眼鏡研究会 ・視覚機能研究会・日本眼鏡学会 の会員です。

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